2022-11-29から1日間の記事一覧

讃岐野の阪大微研冬うらら

讃岐野の三豊干拓地から見た阪大微研 手前の河は二級河川の柞田川(観音寺市)

冬タンポポ

冬蒲公英(ふゆたんぽぽ) 三冬 冬、まだ寒いのに咲いているタンポポ。 冬には地面につくように葉を広げ、茎を伸ばさずに地面近くで黄色い花を咲かせている姿が多い。 晩秋頃まで咲いているものは「帰り花」として詠むが、年が明けてからは「冬蒲公英」にな…

赤のまま

赤のまま命のままに枯れ果てよ 中西藻城(令和の発案者中西進先生の父君)の辞世句 蓼食う虫も好き好きと言われる【蓼】「赤のまま」は犬蓼のこと 俳句では、「犬蓼の花」「赤のまま」「赤まんま」などが秋の季語である。 属名の Persicaria は「persica(モモ…

秋の実俳句

枸杞の実の人知れずこそ灯しをり 富安風生 茨の実を食うて遊ぶ子哀れなり 村上鬼城 裂き割りて紅深き海桐(トベラ)の実 鈴木鵬子 栴檀の実に風聞くや石だたみ 芥川龍之介

詩歌に宿る命

命なりわづかの笠の下涼み 芭蕉(俳諧江戸広小路) 延宝4年夏 33歳の芭蕉二度目の帰郷の折、西行ゆかりの小夜の中山にて詠まれた句。「非望のきはみ 非望のいのち」は森川義信畢生の名詩「勾配」の初句。 日の出ない朝はないとは知りながら今日は旭日を拝め…

10月29日誕生日の花と花言葉歌句

11月29日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 花よりも黄葉美し公孫樹 雅舟 【花】 イチョウ(イチョウ科) 【花言葉】 長寿【短歌】 早暁の月とイチョウの競いあう黄色かがやく輝くきいろ 鳥海昭子 養護施設の早朝勤務の日、夜…