2023-05-04から1日間の記事一覧

水辺の季節の移ろい

すでに夏来たりし水辺 枯葦の立ちて廃れず 生き続け居て 雅子 人の来る気配におびえ 羽ばたきの音のみ残し逃げゆきし鳥 〃 いつ来ても人の気配のなき水辺 トベラに野ばら白さを競う 〃

自信の行方(10首歌)

自信作たまにはあれど限りなき粗製乱造にたじたじとなる 自信得たことはかえって他人より褒められたことによること多し 錯覚に過ぎない自信それもよし自分騙して有頂天になる 管理的人に生まれし者がいて自信削ぐことためらわぬあり 自信作認められぬは眼識…

五月サッキ咲く風景

天水分(あめのみくまり)と古風に呼ばれる食事処 千年の野都合神社の楠若葉 雅子 持ち寄った隣近所の鯉幟 雅子

麦秋十句

麦秋や重たき腹の行き過ぎぬ 雅舟 麦秋や山裾駅は無人駅 〃 麦の秋干拓地に継ぐ開拓地 〃 干拓地Ozoneの匂ひ麦の秋 〃 来ぬ人は待たぬならひや麦の秋 〃 島の娘と遠く別れて苜蓿 〃 すでに無き不死鳥島のPhoenix 〃 沈丁花幼馴染と井出浚え 〃 植ゑし田に足…

三豊干拓の風景に寄せて

行方不明は困る 所在をはっきり 責任もって生きよう

5月4日誕生日の花と花言葉歌句

5月4日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)みどりの日桜の返しハナミズキ 雅舟 【花】 ハナミズキ(アメリカヤマボウシ科) 【花言葉】公平にする 【短歌】庭をおおう大木となりハナミズキ花のあかりを宵にひろげる ワシントン…