水分(みくまり)の語源

  水分(みくまり)
「水配り」の転。山から流れ出る水が分かれる所。〈用例〉水分に坐 (ま) す皇神等 (すめがみたち) (祝詞祈年祭) 神さぶる磐根こごしきみ芳野の水分(みくまり)山を見れば悲しも(万葉集道祖王) 天水分(あめのみくまり)は地名、神社名。

 「天水分神社」 奈良県吉野郡天川村川合15
南北朝の時代、南朝方の御所が天川村川合区内の河合寺にあり「黒木の御所」と称されていた。現在の天水分神社の場所で、河合寺の鎮守社として創祀された。祭神は天水分神。 

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