ただ単に【諸行無常】と言われもいすべて放擲できぬ人間
例外なく【盛者必衰】とは信ぜず我はいつまでも若い気でいる
その町の【邯鄲之夢】蘆生の夢黄粱煮られる僅かな時間
人生は【泡沫夢幻】と悟らずに刹那の快楽に溺れる若者
ふと起きる【老少不定】は仏教語受け入れがたき逆縁もあり
跡形なく【雪泥鴻爪】みな消える心配しなくもみな消えていく
移り行く【飛花落葉】の喩えあり受け入れがたい運命なれども
かげろうの【蜉蝣一期】のはかなよサヨナラだけが人生なんだ
色々ある【一栄一辱】戒めにも慰めにもしてこの世渡らむ