俗世間捨てて【古雅】なる国求め旅せむとする【雅び男】遊士
雪月花【風雅】の極み尽くしつつなまめきたてたる女郎花に遇ふ
十九の夏浪華【風流】うち寛ぎ【風懐】いかに過ごさむとする
人並みに稼ぎながらに【雪月花】楽しむ暮らし中庸楽しむ
春雨の【艶めく】風情は秋霧の凛冽よりははるかに親し
【風騒】の人とは縁なき現そ身の東京砂漠抜け出さむとす
辛酸を嘗めて己を廃棄せず命の【寂び】に行きあへるかな
【数寄】に昏く碁将棋知らぬ無骨者と言はれてもなほ億万長者
我が国の国風と言えばBalanceよく【雅俗折衷】折り合いつける
世渡りは【雅俗混淆】適応して伸縮自在清濁併せ飲む