恥じの文化(10首歌)

尊大な羞恥心  臆病な自尊心 『山月記 』で虎となった李徴の因素

恥辱を受けてもひるまぬ度量あれば面の皮の厚さも許さる

破廉恥な行為細かく診て行けば致命傷とはならぬかも知れず

後処置を間違えなければ取り戻せないことはない無恥の心根

旅先の恥じのかき捨て気にはせず全国修行大きくなって帰る

恥じかくは一時の損その上塗りは一生の損とか

内省の心さえ喪失しなければ全ての人は救われべしし

仄かな恥じらいかえって魅力にして開き直りはどうしようもない

恥じの文化としては日本の裡なる心根  低姿勢に具現 

同窓生昔のままの尊大生  辛いけれどもどうしようもない