理屈山(10首歌)

本来は「筋の通った論理」です「理屈」に合わないことしないこと

「理屈=道理」に合うこと それだけで世間に絶対通用するか

本来は「理窟」と書くべき  昔から平易な表記「理屈」が定着

ご存じですか「理屈山(りくっちゃま)」讃岐方言「理屈ばかり言う人」

「屁理屈」をこねる人あり  自分では道理に合わない自覚がなくて

「小理屈」はつまらない  どうでもいいような理屈をつけて

自己流の合理化 それを「理屈」という そんな表記は辞書にはなくて

ちょっとでも「理屈っぽい」と人様に思われたくない 言われたくない

短歌とは情緒主体の短詩文芸 「理屈をこねる」狂歌論外

そもそも「理屈」とはなどと 開き直れば 毛嫌いされる