人間の賢愚両端あり得ても戦争をする至愚の動物
世の人に愚劣愚昧と言われても太平楽を保っていたい
当を得ず愚の骨頂がのあり得ても人騙す術知らず生き来し
愚鈍なる我が人生に悔いはなし心豊かに生き来し故に
愚痴を言う故に愚妻というのかと黙っているは夫の努め
愚生の愚見とまでは卑屈にならないで私の意見と軽く言うべし
愚考する愚誠を尽し堂々と虚勢を張るは心得ぬこと
愚直なる人は信頼されるべし浮かばれずして逝きし人多し
愚者千慮必有一得いつかは認められる世でありたきものよ
愚公山を移すとか気も遠くなるほどの蔭ながらの努力