「虫が合う」「虫がいい」こと言わないで「虫唾が走る」相手か知れぬ
何かというと遊びの「虫が起こる」のは困った癖かいつか治るか
第六感働くことあり昔より「虫が知らせる」訃報の多く
一人娘に「虫が付かない」ようにとは願えどかなわぬことにもなって
腹に据えかねることあり「虫が治まる」にはしばらく時間がかかる
「虫食い歯に物触る」ように人の弱みに付け込んでくる者あり
「虫唾が走る」ような人にもこの世では平気で接し生きねばならぬ
一応は承諾しても「虫が承知せぬ」ことあるときは後味わるい
「虫も殺さない」ような顔してその彼女裏話などいろいろあって
「虫が合う」「虫が合わない」「虫が嫌う」「獅子身中の虫」の禍