5月8日誕生日の花と花言葉歌句

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      5月8日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます
         
      (拙句) 新緑の首夏が来たれりいざやいざ   雅舟 
     
 【花】ゼラニウムフウロソウ科)  【花言葉】 篤い信仰 決心
  
【短歌】ゼラニウムの赤がよろしくあざやかな決意ともなくみつめいる朝
                         鳥海昭子                        
          はっきりした決意というほどでもないのですが、
          ゼラニウムの鮮やかな赤色を見つめていると、
          なにやら強い気持ちがこみ上げてくるのでした。
                       
【季語】 ゼラニウム 初夏 

【俳句】 ゼラニウム午後の雲満ちひろがるも     有働 亨
        
     ゼラニウム男二人の真昼どき        和田耕三郎

     初夏の山立ちめぐり四方に風        水原秋桜子
          
【三行詩】 ゲラ二ウムの英語読み

      ゼラニウム

      漢字で 天竺葵

【万葉歌】淑き人の良しとよく見て良しと言ひし吉野よく見よ良き人よく見
                           (巻1ー27)       【5月8日 誕生日の有名人】
  デュナン〈1828年〉トルーマン〈1884年)高坂正尭(1934年)  
  水谷 修(1956年)榊原郁恵(1959年)さくらももこ(1965年)
       ~今日も一日佳き日でありますように~

長谷川時雨著『近代美人伝』

「美人伝」と称される長谷川時雨(1879~1941)の数百人にのぼる女性評伝から選りすぐった傑作選。樋口一葉をはじめ、川上貞奴松井須磨子平塚らいてうなど)

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樋口一葉(1872~1896) 歌人・小説家。東京生まれ。本名=奈津。夏子ともいう。

針仕事や小間物屋をしながら執筆を続けた。「たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」などの名作がある。彗星のごとく現れ、彗星のごとく去って行った夭折女流作家。

 

オノマトペ表現の推奨(10 首歌)

借金を断ることば「アップアップ」「カツカツ」なのでと言い逃れする

「チャッチャッ」と仕事し終えて「サッサッ」と家路につくは主婦の喜び

「イライラ」から「ユルユル」に心ほだされて今日の出会いは秘めて放たじ

さわやかに「サッササッサ」と身をこなしすてきに死すもこれもいいかも

「トボトボ」と道行き疲れ「ホトホト」と帰る野末の夕顔の花

「ピーン」と背筋伸ばして生きてゆく心の姿勢保ちたいもの

「キューン」と来た蜂に刺されて「シューン」となる腕白小僧昔のぼくは

「カーカー」も「チューチュー」も聞けぬ家の内「ギスギス」とした空気漂う

「キラキラ」と「ギラギラ」の違いあり 擬声語・擬態語「イキイキけ」使おう

オノマトペ】とはフランス語で【言葉の絵】相手に分かりやすい表現手段

先輩紹介(森誓夫氏)

      先輩紹介シリーズ⑦

   エネルギー資源確保のリーダー     森 誓 夫 氏      昭和三年三中卒業

  観音寺市流岡町出身。昭和九年商工省(通産省)に入り、軽工業局長、公益事業局長などを歴任した。その後、日本アビオニクス()常務取締役、共同石油()代表取締役社長、石油資源開発()代表取締役社長等を歴任し、実業界でも活躍した。昭和六十一年勲二等瑞宝章、平成十三年逝去。享年八九歳。三中時代の同級生には、大平正芳総理、京大教授佐伯富、医師松岡健雄等。長く続いた三中二四回同窓会の全記録が観一百周年記念館に保存されている。また、三中出身の十人が収録されている昭和『現代香川の百人』の一人として森氏も紹介されている。

座右の銘

無道人之短、無説己之長。施人慎勿念、受施慎勿忘。世譽不足慕、唯仁為紀綱。

中国古代の崔子王の言葉であり、空海が引用。

(人の短所を言わず、自分の長所も言わないでおこう。人に物品を与えたことは気に掛けず、与えられたことは注意して忘れないようにしよう。世間での誉れというものは追い求める価値などなく、仁をこそ基準としよう) 人道主義・人間愛。

  短歌を嗜み「アララギ」に所属、比島戦線に動員された折の短歌三七二首は歌集『南溟』にまとめられている。後に『昭和萬葉集(講談社)に次の六句が載せられている。

 夜光虫船の舷近くまさやかに流らう見ればはる

けくもなし

わが友の遺骨を持てり還る日のありと思へる

われならなくに

餓死したる友の袋に一合の米包まれてありた

るあわれ

服のまま白骨は寝ていたりけり流れを呑みて

ここに果てけむ

屍の匂ひ厭はずなりぬこの山に飢え果つる日

の近づきしかば

東に直に航くなり船尾なる水平背に低き夕焼

(帰還途次)

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