「神」の【四字熟語】10首歌

彼の詩は情味の深い影帯びて微かなれども【神韻縹緲】

精神も顔色も変えず平然と事を処すなり【神色自若】

語り合うことの以前に自ずから意思の通じて【神会黙契】

人知では思いつかないはかりごと神がかり的【神機妙算】

顔の表情の輝きが人一倍抜きん出ている【神采英抜】

鬼神のように出没素早くて所在不明の【神出鬼没】

道教の根幹をなす思想にして不老長生【神仙思想】

平安期本地垂迹説現れ令和の今まで【神仏混淆

優れたる工芸作品隅々まで巧みな施し【神妙入微】

神々の助けが人に与えられる厳かなるかな【神祐天助】

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寺山修司・秋の句10句

秋風やひとさし指は誰の墓

表札や滅びいそぎて鰯雲

ここで逢びき落葉の下に川流れ

鏡台にうつる母ごと売る秋や

歴史の記述はまずわが名より鵙の贄

秋まつり子消し人形川に捨て

母とわが髪からみあう秋の櫛

秋の噴泉かのソネットをな忘れそ

九月の森石打ちて火を創るかな

林檎の木ゆさぶりやまず逢いたきとき

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10月14日誕生日の花と花言葉歌句

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  10月14日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます 
       
             (拙句) 語るまじ恋の彩り友禅菊   雅舟
      
    【花】ユウゼンギク(キク科)  【花言葉】恋の思い出

  【短歌】彼方此方(あちこち)に思いめぐらす小半時友禅菊に蜂が寄りくる  
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        小さな花が群がって咲くユウゼンギクはさまざまな品種や色
                       があります。花にまつわる思い出にひたっていると、どこから
                       ともなくハチが来て、お花参りをしているようでした。   
              
  【季語】 友禅菊 (歳時記になし)     葡萄

  【俳句】 葡萄大房みるみる両手湖となる    河野多希子

        ここに立つ受難キリスト葡萄摘      山口 青邨

        天の一諾頂きて摘む大葡萄      浅野 洋子 

  【三行詩】 「葡萄の美酒 夜光の杯」と唐詩

         南蛮船で 葡萄酒「チンタ」 日本へ初渡来
        
          『はなひ草』に「ぶだう」の表記 初めて
        
   【万葉歌】天の海に雲の波立ち月の舟星の林に漕ぎ隠る見ゆ   (巻7ー1068)

  【10月14日誕生の有名人】
        岩崎久弥(1865) 正岡子規(1867) トニー谷(1917)
                             月丘夢路(1921) 白石冬実(1941) 旭道山(1964)  
        加藤貴子(1970) 不動裕理(1976) 水木ゆうな(1979) 
      
      ~今日も佳き日でありますように~