2020-01-19から1日間の記事一覧

阿字観

阿字観 は、 密教 の根本経典の一つである『 大日経 』において初出し、主に 密教 において説かれる 瞑想 法であり、日本では、 平安時代 の弘法大師 空海 によって伝えられたとするものを指す。

誰も助けてくれない(30首)

誰か人助けてくれるなど思はず大海に飛び込み命果つべし 吹けば飛ぶような人生歩み来て他者の助けを求むは愚か 信仰に頼るは愚かせめてそを憐れむことにとどめておかむ 定住を既定の事実と認め居るその脆弱な我らの常識 金のこと一言言っても品下がる世の人…

鴨を詠む三句

海くれて鴨の声ほのかに白し 芭蕉 遠い女シベリヤの鴨潟に浮き 三鬼 鴨鳴けり枯穂の金がひた眩し 楸邨

仁者・知者・勇者

仁者は憂えず、知者は惑わず、勇者は懼れず(論語)