2022-09-19から1日間の記事一覧

「失~」10首歌

失恋があって得恋造られてこのぎこちない語を使うのは稀 失言は後に尾を引く厄介もの失笑がいい巧まぬユーモア 失念という便利なる遁れもの全て忘れてしまいましたと 失敗とだけではすまされぬ失政の責任重し致命傷負う 失望は絶望ほどでなけれども取り返す…

高橋和巳『捨子物語』一節

船坂山や杉坂と/恩と慕いて院の庄/微衷をいかで聞えんと/桜の幹に十字の詩⋯⋯/「十字の詩」の歌や「桜の円舞曲」、「村のかじ屋」や「八十八夜」など。歌われることの意味は小学生にもよく分った。私は※「天勾践を空しゅうすること勿れ」という一節が好き…

9月19日誕生日の花と花言葉歌句

9月19日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)触れたらば消え入りそうなをみなへし 雅舟 【花】オミナエシ(オミナエシ科) 【花言葉】はかない恋 親切【短歌】儚くて深い思いの女郎花花の黄色の揺れ止まぬなり 鳥海昭子 秋の七草…

野分のクモ(雲と蜘蛛)

讃岐野の 野分の雲と蜘蛛 対峙 薄紅に染まりたる朝 雅人