2023-06-15から1日間の記事一覧

私の好きな十句

憂き吾を淋しがらせよ閑古鳥 松尾芭蕉 月天心貧しき町を通りけり 与謝蕪村 菫程な小さき人に生れたし 夏目漱石 冬菊のまとふはおのがひかりのみ 水原秋櫻子 たましひのたとへば秋のほたるかな 飯田蛇笏 失ひしものを憶ヘリ花曇り 日野草城 蝉時雨子は担送車…

宗鑑編『犬筑波集』恋部(付合)

『犬筑波集』恋部(付合)より 陰陽の頭のせどの恋しさ 六害の水くむをなご見目よくて 手枕にてや聞きわたるらん 嫁入りの小夜けがたのほととぎす 首を延べたるあけぼのの空 きぬぎぬに大若衆の口吸ひて 東路のたが娘とかちぎるらん 逢坂山を越ゆるはりかた 人…

梅雨明け近し一夜庵

琵琶湖の葦は景観保全のためもう採れません仕方ない 宗鑑に明け暮れこれからしばらくはもの狂いのごとく庵さまよふ 雅人

6月15日誕生日の花と花言葉歌句

6月15日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 紫陽花や乙女豹変それも佳し 雅舟 【花】アジサイ(ユキノシタ科) 【花言葉】移り気 乙女の愛 【短歌】紫陽花はでんでん虫と仲良しだひとり言う子のクレヨンうごく 鳥海昭子 きょ…