2023-12-31から1日間の記事一覧

新春『万葉集』賀歌

『万葉集』全歌4516首から11首は新春にふさわしいと思われる。その中から5首抽出してみる。 正月立ち春の来らばかくしこそ梅を招きつつ楽しき終へめ (巻5ー815)物皆は新しき吉し唯人は古りぬるのみそ宜しかるべし (巻10ー1885)新(あらた)しき年の…

シンビジウム(春蘭)を捧げます。

花言葉「深窓の麗人」シンビジウム審美眼ある人に捧げん Cymbidium /sɪmˈbɪdiəm

夕空茜雲に祈る明日

晴れ渡る明日を期待されずとも 我が心から 気迫希望を 去年今年貫く【棒】の如きもの 虚子 去年今年貫く【望】の確とあり 雅舟 【信 愛 望 】 我が心の個人訓 雅澄

蝋梅の香の飛び来たる一夜庵

大晦日蝋梅の花咲き初むる

かぐはしき匂ひ放てる庭の隅 この蝋梅を贈る術なし

それぞれに花ある人に惹かれるなり

凍鶴 虚子の句

凍 鶴 の 首 を 伸 して 丈 高 き 虚子 俗人の恥ぢらふ真鶴の清き愛 雅舟