菊池寛『マスク』 百年前の日本人

菊池寛に『マスク』という作品あり スペイン風邪をめぐ小説集

「改造」という雑誌に 掌編「マスク」を発表している

人一倍体弱かった主人公  マスクで感染予防徹底

下火となりMaskをはずすようになっても はずせない人

弱者ではなく徹底した強者の態度勇敢  不快を感じる自分の不思議

一人の青年黒いMaskに「不快な激動ショック」覚える

つい昨日までたじろいだのに人間心理の〔妖怪〕醜さ感じる

辻仁成が解説に「私も新型ウィルスは怖い」「文豪だって感染対策」

香川菊池寛受賞者小生だってMaskして一人前の姿装ってる不思議

活字の中に「人間」がある 百年前世界もパンデミック禍に襲われた