独り立ちしたはずなのに舞い戻る気弱な鳥の多くはあらず
独りでにすらすら書ける安心に任せず筆置くほんのりゆとり
独り合点独り決めした成功はどれほどあるか推して知るべし
独り者当然の権益温めて自由自在に稔る秀穂あり
独り善がりそれも許され生きて来て身から出た錆と言われたくなし
独りっ子大方は世に容れられぬその中に光る命萌え出す
独りでにやってしまった勢いに感染したか君の暴発
独り言云う楽しみよ連れ合いを気にすることなき独身貴族
独り舞台もうそこまでで止めるべし説明よりも余韻がいいから
独り相撲ちょっきりきめてよく分る君の心と僕の裏声