森昌子の歌10曲

おさないわたしが胸こがし慕いつつけた人の名はそれは「先生」

やせたみいね「おかあさん」ふざけておぶってごめんなさい

別れの季節の悲しみを生れて初めて知りました「中学三年生」

ひゅるひゅると風が吹く校庭に若い日の「記念樹」植えました

何処へ帰るの海鳥たちよシベリアおろしの北の海「哀しみ本線日本海

ヒュルリララ忘れてしまえと啼いてます「越冬つばめ」見送る私

夢を追いかけこの海越えたあなた恋しと背伸びする「立待岬

君に逢ううれしさの胸にふかく水色のハンカチ「水色のワルツ」

どこへ行くとも言わないで夜明けのあの人舟の上「なみだの桟橋」

だれひとりふりむいてはくれないけれどせいいっぱい花びらを「寒椿」