「感」10 首歌

「感情」は大きく動く然れども「感動」にまで高めらるべし

「感激」し「感嘆」することはある「快感」という領域の中 

「所感」などと言われたくない「感想」などを少述べよう

「感覚」という「自覚」など意識せず「快感」じわりと迫れば結構

「共感」し「同感」したればそれでよし「感心」などの誉め言無用 

「反感」と「敵意」等々我が辞書からはずしていますいつの頃から

「敏感」がよくて「鈍感」疎んじられるそんな常識どちらでもいい 

「直感」を直ちに捨てず「実感」に確かめられるまで熟成すべし

「霊感」に頼り切らずに「交感」の働きありて意識際立つ

「感化」され啓発されるほどの人探せばどこかに潜んでいるはず

ユリカモメ己が姿を姿を映し居て十人十色の「感」なからずや  雅舟