瞬(またた)く 瞬(まじろ)ぐ 瞬(しばたた)く こんなに多くて目がぱちぱちす
片目を細く眇(すが)めるは斜眼横目で見るのに似るか
見開いてよく見て見守る見張り番目を背けては役目できない
目を瞑(つぶ)る目を閉じるだけでない瞑目という祈りにも使う
面と見ず目を側(そば)めるは嫌な思いが現れているか
目をむいて睨む睥睨威圧する気持ち現れたじたじとなる
目を背け側める態度見せられて雰囲気急に険悪となる
冷眼に酔眼慈眼色々と目の色変り目は心の窓
見逃さず瞠目注目着目の要点見逃さずすっきり生きる
目くじらを立てて怒らず誰にでも優しき視線送りたいもの
半世紀前の乙女子逝きし日の禍福まざまざ幻惑となる