2024-02-29 俳諧番橙集より 訪南瓜庵 水栗の手際や花の知恩院 除風 けふ限の春の行衛や帆かけ舩 許六 夏部雑体 新麦や水汲ほとの病あかり 支考 白雨や林の中の石灯篭 春水 菅笠に宿のほたんの匂ひ哉 春少 俳諧雪之光 三日月をつきぬく梅の匂ひかな 支考 雁鳴て夜の釣瓶に梅の花 鬼貫 戸を明て鳥も合点か月と梅 百花