「思考」がなぜ「~見」

人様に向かって「意見」を述べる時「私見」「愚見」の一言大事

一般の「見方」に反する「異見」ならばそれなりに礼を尽くさねば

尊大にならず「見識」披露するに「管見」「臆見」と付言するべし

優れたる意見と見做せば「高見」「卓見」「創見」などと讃辞と称え

「定見」なき者に対して批判するのは容易なれど軽く往なすか

「浅見」「短見」これも直接面前で言えない辛さ耐えるしかない

誰が見ても「謬見」「誤見」と分かるなら直言するのが礼儀なるらん

差別発言「偏見」「僻見」率直に「謬見」とまでは言わずに

「了見」の狭い人あり窘める好機はそんなに多くは「発見」できず

「先入観」「色眼鏡」ほどおそろしくおぞましいことはあるまじ