古跡「十三塚」

 
  伊予街道香川県の西部、観音寺市柞田町から大野原に入ると、【十三塚】という注目すべき地名がある。その謂われを記した標識と遺蹟のいくつかを紹介しておきたい。
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 現在残るものは、このように小さな石塔に過ぎない。古墳のような古塚があったかどうか定かでなく、十三もの塚があったとは断定できない。
 
十三塚は、日本列島各地に分布する、民間信仰による土木構造物である。一般には13基の高塚(マウンド)から構成される。また地名となっているところもある。本来は十三仏に由来するとされているが、それぞれの塚の伝承では必ずしもそうなってはいず、数も13に限定されてはいない。(ウィキペディア)