2011-10-16 今盛りなり藤袴の花 万葉集関連 #短歌 我が苑の藤袴いま盛りなり あなたの来るを待つにあらねど 雅舟 『万葉集』 藤袴を詠んだ歌 ... 開花時に乾燥させたものを「蘭草」と言い、 糖尿病に効くといわれる。 山上憶良の秋の七種の歌だけに詠われる。また、『源氏物語』の第三十帖にこの花「藤袴」がある。 萩の花尾花葛花撫子の花女郎花また藤袴朝貌の花 (巻8ー1538) 山上憶良 ちなみに『古今和歌集』秋歌には、次のように藤袴が詠われている。 ふぢはかまをよみて人につかはしける 貫 之 宿りせし人のか形見か藤袴 忘られがたき香ににほひつつ 藤袴を詠んで人に遣った歌 素 性 主知らぬ香こそにほへれ秋の野に 誰がぬぎかけし藤袴ぞも