悠久の今

  故香川県知事前川忠夫の「悠久の今」は著書『悠久の今』でもある。
  
イメージ 1
 
 
イメージ 2
 
 
 かつてわが県には、多くの県民に尊敬されていた前川忠夫知事がおられた。
「悠久の今」と書かれた色紙をここに掲げ、懐かしい知事を偲びたい。
 昭和62年6月29日 高松市中央病院で逝去〈献体〉密葬 79歳
 〈絶筆〉 西安の月 長安の月 おぼろ  田打男
『悠久の今』と題する前川県政の正史もあるが、もっと素顔・人柄が分かる本が前川忠夫小伝『春風秋雨』〈平成7年刊〉である。
 知事生前、拙宅で出版した句集を献呈すると、必ず電話をしていただいて、恐縮したものである。あつかましいことながら、知事の絶筆を代筆し、亡き知事を偲びたい。
 知事の家の前には、メタセコイアの亭々たる巨木が聳えていたが、先日行ってみると、切り株になってしまっていたのは、侘しかった。栄枯盛衰をつくづと感じたのだった。ただ、ここの地名が【星越】と知って心和むのだった。
 
 
イメージ 3
 
イメージ 4
 
 
 
イメージ 5