2011-04-27から1日間の記事一覧

西行「富士山」の歌

あづまの方へ修行し侍りけるに、富士の山を見て 風になびく富士の煙の空にきえて行方も知らぬ我が思ひかな (『山家集』) 思ひきや富士の高嶺に一夜ねて雲の上なる月を見むとは (『源平盛衰記』) 清見潟月すむ夜半のうき雲は富士の高嶺の烟なりけ (『山…

金比羅~空海の善通寺を巡る

天下の金毘羅さんへ。それから、善通寺へ。これは観光でも信仰でもなく、文学碑(句碑・歌碑など)めぐりである。 来年2月5日 「香川の文学碑」が私に課せられた文芸講座のテーマである。少し早いが、十分な取材をしたくて、そろそろ各地へ取材に足を運ぼうと…

十五歳の事故死

はかなきは、十五才の事故死 金毘羅さんに行く途中、二宮坂の道沿いにある教え子の墓参をした。 高校一年生時、交通事故死した女生徒(森桂子)である。 昭和42年12月18日、学習塾からの帰り、トラックに敷かれたのであった。 両親が身も世もあられぬほど悲し…

虚子親子三代句碑が善通寺境内に

高浜虚子 年尾 稲畑汀子 親子三代の句碑が並んで建てられている。

金毘羅さんの句碑・歌碑

讃岐・金毘羅さんには有名な俳人・歌人が俳句・短歌を遺している。 代表的句碑・歌碑を紹介したい。本日撮影分である。 花の陰硯にかをる丸瓦 芭蕉 象の眼の笑ひかけたり山桜 蕪村 おんひらひら蝶も金比羅参哉 一茶 金刀比羅の宮はかしこし 船ひとか流し初…

4月27日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

4月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)恋に酔ひし島半世紀前のこと 雅舟 4月27日 【花】 フジ(マメ科) 【花言葉】 恋に酔う 懐かしい思い出 【短歌】 千年の藤の花房ながくして千年の音ひそめてゆらぐ 鳥海昭子 東…