山科の石田の小野の【柞】原見つつか君が山道越ゆらむ(万葉集・1730) 藤原宇合 【柞】ははそ＝小楢の古名 ぬばたまの夜の更けゆけば【楸】生ふる清き川原に千鳥しば鳴く(万葉集・925)赤人 【楸＝久木】ひさぎ＝キササゲ(木ササゲ)orアカメガシワ(赤芽柏) 心…

『老子』原文揣而鋭之、不可長保。金玉滿堂、莫之能守。富貴而驕、自遺其咎。功遂身退、天之道。 (書き下し文) 揣(きた)えてこれを鋭くするは、長く保つべからず。金玉堂に満つるは、これを能く守る莫し。富貴にして驕るは、自らその咎を遺す。功遂げて身の…

父に死なれた純子、数日泣かなかったのに、急に泣き出す。 「泣かないから強いわけではないんだよ。 泣くから弱いんではないのだよ。 遠慮しないで、思い切り泣きなさい。 神さまは、悲しみを清めるために涙をくれたんだよ」 純子、彼にすがって思い切り泣く…

【臥薪嘗胆】頑張りますから清き一票私にとすがる人あり 【誠心誠意】市政の為に働かせて頂きますと辞儀する候補 【気炎万丈】堂々として広報宣伝しかも卑屈に低姿勢もして 【平身低頭】伏してお願いしますとてバッタのごとく頭を下げる 【慇懃無礼】それは…

精神的呪縛なるかな亡霊に脅える人は少なしとせず 目に見えぬ敵に脅えて新機軸出せない保守には救われ難し 誰しも何かに捉われ生きていることを知らない愚かさや如何 囚われの身の過去捕虜収容所人道的扱いされたか検証されず シベリアへ抑留された日本人か…

11月10日 ガマ・救護 蒲の穂綿でくるんで因幡の白兎を救護した大国主命の神話を想う