今年初めての入道雲にお目見えす 井戸水を汲み上げ田畑潤せり

濁りたるものどぶ酒はいいとして清く清み切る姿愛する 富める者当然のごとく搾取して貧しき者の生血吸い来し 天性の美質具えて生まれ来し女神の如き人を愛すも 清貧の生き方貫き生きて来し我が人生に悔いはあラざり 毎月に百万円が儲かると言う人見れば醜悪…

６月１７日 誕生日の全国３５万人の皆さん、おめでとうございます （拙句）泰山木天に命をあずけ咲く 雅舟 【花】タイサンボク（モクレン科） 【花言葉】威厳 自然の愛情 【短歌】おおらかなタイサンボクの初花よひとつが天をあおいでひらく 鳥海昭子 二十メ…

六月一七日 平心定気 どんなことあってもいらだつことはなく虚心平気で平心定気 六月一八日 疾風迅雷 コロナ禍で一旦職場感染者出れば大事疾風迅雷 六月一九日 博学卓識 博学であるのみならず優れたる見識がある博学多識 六月二○日 単刀直入 一本の刀を持っ…

乳母車 三好達治 淡くかなしきもののふるなり. 紫陽花いろのもののふるなり. はてしなき並樹のかげを. そうそうと風のふくなり.

６月１６日 誕生日の全国３５万人の皆さん、おめでとうございます （拙句） うつぼ草うつぼの君のなつかしく 雅舟 【花】ウツボグサ（シソ科）【花言葉】協調性 【短歌】ウツボグサの花をつまみて吸いたりき幼き日々の淡い甘さよ 鳥海昭子 幼い頃、山野をか…

梅熟れて食べむとすれど留まれる 雅舟

伊吹島よりやって来たカタクチイイワシ捕り漁船(観音寺有明海岸沖)

香川県立土庄高校長延地校長逝去、学校葬(昭和36年暮) 菩薩ともマリアとも見え暮れの妻 五黄(辞世)

密集を避けるは人間のみならず 鳥たちもまた孤独に耐えて

ロングビーチなのに人影まばらなる令和の夏の寂びれ憂える

６月１５日 誕生日の全国３５万人の皆さん、おめでとうございます （拙句） 紫陽花や乙女豹変それも佳し 雅舟 【花】アジサイ（ユキノシタ科） 【花言葉】移り気 乙女の愛 【短歌】紫陽花はでんでん虫と仲良しだひとり言う子のクレヨンうごく 鳥海昭子 きょ…

函館の 青柳町こそ かなしけれ 友の恋歌 矢車の花 石川啄木

朝雀けふする予定なき雀 我はどこかに行く所あり 色々に杜若咲き島の子ら花瓶に生けて学びたる昔 もらひたる芭蕉大きくしげりけり もらいたる人にけふ礼に行く ６月１４日 誕生日の全国３５万人の皆さん、おめでとうございます 今日の誕生花「センダン」＝【…

６月１４日 誕生日の全国３５万人の皆さん、おめでとうございます （拙句） あふち植ゑ時鳥来るよすがとす 雅舟 【花】センダン（センダン科） 【花言葉】意見の相違 【短歌】ご意見のちがいはちがいセンダンの花たかだかと梅雨空に咲く 鳥海昭子 花ことばの…

二千メートル続く【白砂青松】有明海岸 香川県観音寺市有明町

６月１３日 誕生日の全国３５万人の皆さん、おめでとうございます （拙句） 舞鶴も鶴舞橋も聖少女 雅舟 【花】マイヅルソウ（ユリ科）【花言葉】清純な少女の面影 【短歌】少女らのおもかげありて舞鶴草白くさやかに咲きひろがりぬ 鳥海昭子 葉と葉脈の形が…

朝顔や三豊干拓雉子独り 雅舟

６月１２日 誕生日の全国３５万人の皆さん、おめでとうございます （拙句） 友情の木は聳え立つ山帽子 雅舟 【花】ヤマボウシ（ミズキ科） 【花言葉】友情 【短歌】ゴンドラの下にひろがる山法師箱根の山を友らと行きぬ 鳥海昭子 友人らと乗ったゴンドラから…

砂蟹の命愛しむ夏の朝 雅舟

人と密接につながろう 孤立しないように みんなと一緒に⋯ そんな時代もあったのに 引き籠りが許され 人間嫌いが嫌われず こんな時代も、あったのネ

６月１１日 誕生日の全国３５万人の皆さん、おめでとうございます （拙句） 忍冬 愛の絆を裡に秘め 雅舟 【花】スイカズラ（スイカズラ科） 【花言葉】愛の絆 友愛 【短歌】君が育て君が摘み来し食卓のスイカズラ甘く匂いていたり 鳥海昭子 あなたが育てて、…

大空を飛びめぐる自由ありされど孤独に絶えず啼くなり

【誕生日の花】ユキノシタ 【花言葉】切実な愛情 博愛 【短歌】ユキノシタ煎じて咳止め作りたる若かりし日の母を想へり 鳥海昭子 【季語】雪の下 【俳句】ゆきのしたかろがろ咲いてはなやげる 渡辺水巴 【今日誕生日の人】山岡鉄舟(1836) 早川雪洲(1889) ジ…

生き物に出会う倖せマスクせず

観音寺市豊浜町姫浜東浜【豊浜漁港】六月九日朝 七十年前小舟に乗って釣りをした海

６月９日 誕生日の全国３５万人の皆さん、おめでとうございます （拙句） ガーベラは一家団欒それも夢 雅舟 【花】ガーベラ（キク科） 【花言葉】 神秘 一家団らん 【短歌】花活けのガーベラの茎のびいたり家族がすでに眠り入る夜半 「団らん」のあと、家族…

香川県観音寺市豊浜姫浜より西三里【伊吹島落日】

釣り友と瀬戸内海の燧灘波静かなる夕焼けの中

干拓地Elegy(10 首歌) 沖をゆく船さえ見えぬ干拓地自然に親しむ機を失えり 外地侵略反省に立ち国内の自然破壊の開発果てなく 開発で耕地面積増えたこと手放しで喜ぶ気にはなれずに 遠浅の砂浜無益と思いなし実益の田畑としてしまいたり 二千メートル続く砂浜…