干拓地Elegy(10 首歌)
沖をゆく船さえ見えぬ干拓地自然に親しむ機を失えり
外地侵略反省に立ち国内の自然破壊の開発果てなく
開発で耕地面積増えたこと手放しで喜ぶ気にはなれずに
遠浅の砂浜無益と思いなし実益の田畑としてしまいたり
二千メートル続く砂浜すべて埋め海の景色を消してしまえり
防潮堤海との境ゴミ捨て場その悲しみを晴らす術無し
雲雀鳴き浜撫子の咲くと言えど干拓地には海が見えない
もう二度と古里などに帰りたくないと嘆きし昔の友あり
かけがえのない砂浜を埋め立て工場建てればそれでいいのか
美しい自然景観無視をして開発という謀略無軌道