2024-02-17から1日間の記事一覧
梅白し空は夜の間に磨かれて 神尾久美子 梅白しまことに白く新しく 星野立子 伊豆の海や紅梅の上に波ながれ 水原秋櫻子 紅梅の紅をうるほす雪すこし 松本たかし 蕾より大きなしづく梅二月 倉田絋文 色も香も昼にまさりて梅月夜 作者不明 落ちざまに水こぼし…
昼間なのに旧一月八日の【半月】出でて留魂像を見下ろして居たり 半月の中天にあり二月半ば人知れず慰霊の薄光かな
何気なく言った言葉を何年も覚えてくれたひそかな喜び 微妙なる味付け分かってくれないのは舌が悪いか心がないのか 鋭敏に感じるHeart有る無しで次に作るか否かが決まる 鈍感であってくれる方がいいいつも過敏に反応するお方 反応のいい学校に転勤しあなた「…
大先輩恐れ多くも総理大臣(大平さん)
暖かき一日終わり夕暮れの枯草藪から雉顕れる
「老人ホーム前です。カーカー slow & スロー」
題・ワカサギ(公魚) 静寂の空へワカサギ釣りあげられ ネックレスごとく公魚釣りあげられ ワカサギの脈打つ早さ手の中に わかさぎのよるべなき身や我も又 わかさぎの初めて空を見る日かな わかさぎや山を巨きな空の影 わかさぎを釣る星屑の落つる湖 わかさぎ…
無用の用現今役に立つまいが無償の愛はいつか花開く 無我の境に安住していて時あらば無頼の行為身動き始む 無意識に傾きかけし新興の思想宗教受け入れぬまま 無実無根噂の元凶そのままに無比なる努力精進重ねる 無罪無策と罵られようとも自らの信念貫く無頼…
2月17日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 秋田蕗ふところ深き人として 【花】アキタブキ(キク科) 【花言葉】 包容力 【短歌】ごぶさたのお詫びのような音たてて雨にうたれるアキタブキあり 雨の中を久々に古い友人を訪ね…