2024-02-17 さわやか俳句「梅」「椿」10句 梅白し空は夜の間に磨かれて 神尾久美子 梅白しまことに白く新しく 星野立子 伊豆の海や紅梅の上に波ながれ 水原秋櫻子 紅梅の紅をうるほす雪すこし 松本たかし 蕾より大きなしづく梅二月 倉田絋文 色も香も昼にまさりて梅月夜 作者不明 落ちざまに水こぼしけり花椿 松尾芭蕉 椿落ちてきのふの雨をこぼしけり 与謝蕪村 赤い椿白い椿と落ちにけり 河東碧梧桐 落椿われならば急流へ落つ 鷹羽狩行