さわやか俳句「梅」「椿」10句

梅白し空は夜の間に磨かれて   神尾久美子

梅白しまことに白く新しく    星野立子

伊豆の海や紅梅の上に波ながれ  水原秋櫻子

紅梅の紅をうるほす雪すこし   松本たかし

蕾より大きなしづく梅二月    倉田絋文

色も香も昼にまさりて梅月夜   作者不明

落ちざまに水こぼしけり花椿   松尾芭蕉

椿落ちてきのふの雨をこぼしけり 与謝蕪村

赤い椿白い椿と落ちにけり    河東碧梧桐

落椿われならば急流へ落つ    鷹羽狩行