2024-03-16から1日間の記事一覧

「風~」用例歌10首

風流は雅やかなる事にして世俗を離れ芸を楽しむ 風雅とは風流雅びやかなこと詩歌書画にも特に俳諧 風格は風采と品格そなわって趣き品位のある味わい 風狂は風雅に徹することにしてまたその人であり狂人も指す 風月は清風明月爽やかな風と美しい月自然の景観 …

金子みすゞ「木」

木 お花が散つて 実が熟れて、 その実が落ちて 葉が落ちて、 それから芽が出て 花が咲く。 さうして何べん まはつたら、この木は御用が すむかしら。 ああ、いい。これはきっと本物だ。

「空と海」金子みすゞ

「空と海」 金子みすゞ 春の空はひかる、 絹のよにひかる、 なんでなんでひかる。 なかのお星が 透くからよ。 春の海はひかる、 貝のよにひかる、 なんでなんでひかる。 なかに真珠が あるからよ。

早春の花々

早春の花々見れば若返る気がしてくるだけそれだけでもいい

野の香り 野末の息吹

枯れ木に 花が咲くものか

自然は 常に循環す 人なるものは 一世のみにして

「日の光」 金子みすゞ 

「日の光」 金子みすゞ おてんと様のお使いが そろって空をたちました。 みちで出逢ったみなみ風、 (何しに、どこへ)とききました。 一人は答えていいました。 (この「明るさ」を地に撒くの みんながお仕事できるよう) 一人はさもさも嬉しそう。 (私はお花を…

小川未明「からす」

からすが 頭にとまつた かんざしのやうに止まつた 止まつた烏 なぜなぜ なかぬ いつまで鳴かぬ 風ふき烏 飛んでどこへゆく 海は暴れてゐるぞ なんで鳴く かあ かあ 山も暴れてゐるぞ あんなに高く あんなに低く 後になり 先になり みんなからきらはれて 鳴き…

「烏・鴉」

カラス=烏(鴉とも書く)。①カラスの子は大きくなると、親にえさを与えて恩を返すので、孝鳥・慈鳥ともいわれた。②太陽。古代中国では三本足のカラスがいるという伝説から。③烏帽(うぼう)黒い帽子④いずくんぞ⋯や(反語)どうして⋯⑤烏合の衆(無秩序な群衆) ※「鳥…

3月16日誕生日の花と花言葉歌句

3月16日誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 高貴とは心に深く蔵すもの 雅舟 【花】ハルリンドウ 【花言葉】 高貴 【短歌】晴れる日を今日と待ちいしハルリンドウ自分を自分ではげまして咲く 春の陽射しを待っていたかのように花開…