#俳句、川柳
令和世や 何を齷齪競い合う
逆回り奥の細道なつかしや
お早うと 見られぬ君にも ごあいさつ 皐月
辛苦なれ 日はまた昇る 令和御代 雅澄
小賢しい人離れ来て 花令和 古義庵
人知れず花に虫いて令和光 すべて世はこともなし自然のまま
山深く令和を飾る桐の花 雅子
柿若葉あなたの来日もう近い
今令和 浜昼顔に立ち尽くす 雅舟
夏草や令和の花を簪に 古義軒
無惨やな 芭蕉斃れて 句碑残る 雅舟
見え隠れして令和テントウムシ可憐 雅人
雛罌粟や世俗の全て拭い去り 雅舟
花に葉に令和の露の煌めける 雅人
令和とは例話以外に何かある
いつの日か人は召されて白躑躅
早苗とる手もとや昔しのぶ摺り 芭蕉 『奥の細道』 福島にて
オリーブの橋渡り来し青き蝶 雅舟
観音寺~本山寺 財田川沿いを急ぐお遍路さん
道通る人喜ばす花令和