5月14日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます
(拙句) お互いにシランと言わず忘れない 雅舟 【花】 シラン(アヤメ科) 【花言葉】 互いに忘れない 【短歌】 山里の廃屋ありて庭隅に忘れられたる紫蘭は咲けり 鳥海昭子 荒れ果てた山里の廃屋には、誰が住んでいたのでしょうか。 庭の隅にひっそり咲いているシランが、廃屋の歴史を語っ ているようです。 【季語】 紫蘭 風蘭 【俳句】 紫蘭咲いていささかは岩もあはれなり 北原 白秋 雨を見し眉重くゐる紫蘭かな 岡本 眸 風蘭に隠れし風の見えにけり 後藤比奈夫 【三行詩】 愛し合いながら別れる人にとって シランは勿忘草の別名かもしれない 忘れ草の方がいい人もいるか 【万葉歌】朝霞たなびく野辺にあしひきの山時鳥いつか来鳴かむ(巻10ー1940) |