先人は賢くあってほしかった。

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ボタンの掛け違いは世の中の施設に限りなくある。つまらぬことながら、軍人墓地のお間違いがあって、今更どうしようもないが、我が町の先人の間違いを恥ずかしながら紹しておく。数十柱が横並びで本名が刻まれ、一番知りたい死没年月日・場所・行年は裏に一並び。裏に回っている間に誰のものか分からなくなる。まったくお話しにならない。人に尋ねてみると、後ろに回って見たことがないと言う。孫の代、その連れ合いや甥姪になると、経歴など関心はなくなる。それは仕方がないが、実父を戦死させた者は極めて不満で、やるせない。そこで、本名を書いた紙碑を添えてカメラにおさめる。

「いつ、どこで、どんなふうにして、どんな思いで【憤死】したのであろう」と。いつお参りに行っても答えは返ってこない。マスクもかけず英霊と密着会話していると、コロナ禍にあうか。