世の中の乱れを正す力なく【悲憤慷慨】目も当てられず
【悲喜交交】闘志を抱いて関門の海峡渡る日本男児
現在に義務を尽して現在に【悲喜憂苦】をば観ずるのみなり
悲しみの中にも勇ましく生きていく【悲壮淋漓】溢れ出る
人の世は出会いと別れ入り混じる【悲歓合散】【悲歓離合】
逆縁で子に死なれたる老父母は【悲傷憔悴】やつれ果てたり
仏より【大慈大悲】を頂いて今日在るを感謝して生きる
ジュウイチ(十一)は托卵の鳥【慈悲心鳥】の有り難き名をもつ
兎が人に殺されると狐は次かと恐れるという【兎死狐悲】
耐えられぬ悲しみ人は避け得られず死に直面し【感慨悲慟】