歴代の寵児は皆【風雲児】いかなる星の下に生まれし
政治には【風馬牛】なり淡々と清談をする高潔な人
松杉は風の媒介受粉する【風媒花】とはかろやかな花
春先の浜辺に若葉【浜防風】やがて真白き花となりゆく
金儲け自慢話をしたことない【風流人】とは彼のことなり
アコーデオン【手風琴】とは明治の語どちらにしても情緒あるなり
【季節風】モンスーン吹くNipponの四季折々の風物愛す
【貝寄風】は三月下旬吹く風で冬の名残りの季語にてあらむ
ヒヤシンス【風信子】薄紫に咲きにけりほのかに心ふるひ初めし日
【紙風船】どこかに飛んでゆきました私の恋の終る春の日