「ゆらゆら」と男と女のゆれる心由紀さおりさま「ゆらりゆらゆら」
沖縄のさとうきび畑は「ざわわざわわ」戦死した父を遺児が探す歌
「さんさん」と太陽の陽射し射す日向「とろりとろとろ」とろける光
「しんしん」と更けゆく夜は母さんの夜なべしごとか雪降るさまか
「はっはっは」「ひっひっひ」「ふっふっふ」「へっへっへ」「ほっほっほ」
「さっささっさ」「せっせせっせ」と擬態語の動く様には心投影
聞こえ来る「カンカン」「キンキン」」「コンコン」は耳の垢まで落としてくれる
「も~も~も」「め~め~め」と動物の鳴き声そのまま幼児の名付け親
「は~は~」と「ふ~ふ~」などと声に出し息せき切って堪える姿佳し
「パチパチ」と手をたたく音あるいはまた木が燃える音豆爆ぜる音