人生訓

新人生訓 【和】【立】【健】

特に【立】について申せば、人は自立(自律)することば基本的に大切。

【和)】すなわち他者と【なごやかに】付き合うのが大切であることは言うまでもない。

心身の健やかであることも言うまでもない。ただ生きてゆくのに、自分自身が自立して立って生きていくことぐらい大切なことはない。横につながることももちろん大切だが、根本的には一人一人が地上に足を据えてしっかり立って生きていくくらい大切なことはない。のんべんだらりと横たわっていてはどうにもならない。孤立するのではなく、他者と仲よく助け合い、自律自主独立、自らの足ですっくと立って歩くこと、働くこと、人様の為に尽くすことそこに人としての生き甲斐がある。手助け、介護・介助ももちろん大切だが、まずは自らの意志で立ち、人様に目を向けて生きること、願わくは人の為になりたいものである。

 ちなみに、大野原中学校の校訓は【和】【介】【健】その注釈は「なごやか」「ひとりだち」「すこやか」となっている。この【介】=「ひとりだち」が理解しがたい。普通は【介】=「なかだち」ではないか。この一般常識を越えた分かりづらい校訓を設定した学校の責任は大きい。必ずこの責任は果たさなければならない。