宿世(すくせ)とは前世からの因縁で夫婦主従の結びつきかも
宿願を果たすはずにはありたれど腰砕けなり雪辱戦が
木曽馬籠名だたる宿駅宿場町寂びたる情緒たぐいなからん
宿敵を倒す勢いにはやり過ぎ無残惨敗目も当てられず
宿題を与えられたるその昔与えし昔皆過去のこと
宿弊のアキレス腱を庇い過ぎ名誉挽回せず終わりにき
宿直は昔のことよ更に昔「とのい」などと言われしものか
宿痾なる持病誰彼持ちており最期はついに命取られる
人生の縮図描いておきたいもの後世に多く遺せない故
個々人の力で変えられるものでない宿命論者運命論者