「酒癖」10首歌

酒癖のいい人ほとんど知らざりき思い出すのも悍ましき過去

気持よく飲めばいいのに鬱憤をはらすためにか飲む人多し

悪口と自慢話の聞き役になりし昔のあの人この人

とことん飲みやっとうちとけられたと言うそれはそれでいいのだけれど

無礼講それはそれなりいいけれど現場に生かす魂胆もある

役職の順に並ぶは職場の延長不味い酒など今は無縁なり

復讐に夜討ちするのにつき合わすそんな酒癖悪しき人あり

教養のある筈なのにそんな人に限って下劣醜悪晒す

付き合いの酒など今は過去のもの好きな時だけ好きなだけ飲む

肝胆照らす仲になるのはいいことでいい酒だけを飲むべかりける