「清貧に生きる」信念10首歌

搾取する身の上知らず当たり前のことにして過ごした階層ありき

歳末は年貢の俵地主へと運んだことを忘れざるべし

一反に二俵は地主に取られるを分かっていても惜しみつつ運ぶ

親子孫代々年貢払いたる後にその土地買わされた恨み

今もなお年貢の俵積み込んだ蔵が残れるなまこ壁の蔵

農地解放申し訳みたい戦後あり戦前戦中その苦は遺恨

物もらうのが当然の顔をして染みついた面消え去っていない

民主主義貧富の差なき平等の人間権利取り戻せしや

自由平等博愛の人間愛を率先してゆかん

日本人大和魂清貧を埋め残して真直ぐ生きん