『二十四の瞳』映画化されし頃六十年前ただ懐かしき
戦争の煽りを受けて教え子を戦死させたる悲痛さ秘めて
幾万の戦争犠牲者その中のわずか12人の戦中の苦悩
人類のある限り戦争はなくならないのか鬱勃となる
壷井栄教師体験ないものをよくぞ島の子生き生きと描く
永遠の名作となる児童文学今こそ平和を鼓吹せむ時
名ばかりの平和漬けなる人の世に根源的な博愛訴ふ
自己愛に溺れてならず他者思ふ深甚の愛根源の情
身近なる人押し広め全人類想ふ博愛に高めねばならぬ
夢に酔う「オリーブの唄」更にまた「土庄港」新し過ぎる
☆114 の瞳=一クラス57 名の担任生徒受け持った60年前を思い出す