3月18日誕生日の花と花言葉歌句

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3月18日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます
                 
     (拙句) 岩団扇仰げば光る春の使者   雅舟
 
【花】イワウチワ(イワウメ科)  【花言葉】 春の使者
  
【短歌】イワウチワ春の使者とて咲き出ずる愛しきいのちうちふるえるを                                                                                                                               
                      開花が春の到来を知らせる、まさに花ことば「春の使者」の
      とおりです。うちわの形をした葉に、小さなかれんな花をつ
        けるその姿は、命のいとおしさを感じさせます。 
  
【季語】岩鏡
          
【俳句】しゃべりつつはたと一人や岩鏡   坂本 坂水

    岩鏡山雨に男濡れて黒し         村越 化石

     岩かがみ霧が暗しと灯をともす   藤岡 筑邨

【三行詩】 イワウチワ属の岩鏡

      岩場に群生する多年草 

      安曇野上高地で見つける 
  
【万葉歌】 筑波嶺に雪かも降らるいなをかもかなしき児ろが布干さるかも 
                      

【3月18日 誕生日の有名人】
      マラルメ(1842)  ディーゼル(1842)  月形龍之介(1902)
         吉川幸次郎(1908)    田村隆一(1923)     フランク永井(1932) 
         真継伸彦(1932)            永井路子(1946) 池田裕子(1957)
 
      ~今日も一日佳き日でありますように~

一夜庵に関わる有名俳人

山崎宗鑑=室町末期の俳諧連歌師(生没年不詳)香川県観音寺市興昌寺一夜庵  終焉の地
 宗鑑没後、一夜庵は荒れるにまかせていたらしいが、江戸時代になり俳人を中心として再興されるに至った。延宝9年(1681)に無妄庵宗実坊が、岡西惟中を仲介として、西山宗因の勧進帳を請い受け、一夜庵造立を企画している。「宗鑑法師勧進帳」は宗因の直筆で、その主旨に賛同・協力し、同門の献句を載せている。3年後の貞享元年には北村季吟の自筆である「一夜庵再興賛」がある。また、興昌寺には寄進された短冊集「一夜庵筆海帖」2冊に約600句が保存されている。

一夜庵を詠んだ代表的な句には、次のような直筆短冊がある。

  花にあかでたとへばいつまででも一夜庵   西山宗因(1605~1682)
  ままよ世は夏も一夜の仮の庵        北村李吟(1624~1705)

        いなれぬや雪を下客の一夜庵          上島鬼貫(1661~1738)

        きりぎりすさむしろゆるせ一夜庵         二六庵竹阿(1710~1790)

  松涼し鶴の心にも一夜庵            各務支考(1665~ 1731)

       木像や蕣数奇の一夜庵                大淀三千風(1639~1707)

  此の庵に短過ぎたる我日かな             巌谷小波(1870~1933) 

  宗鑑の墓に花なき涼しさよ            高浜虚子(1874 ~1959)
  松の奥には障子の白きに松            荻原井泉水(1884~1976)
  浜から戻りても松の影ふむ砂の白きに       河東碧梧桐(1873~1937)

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〈命〉10首歌

命長ければ辱多し さはいえ人は 恥のかき捨て

潔く命投げ出す人にあれば 己が命鴻の羽毛より軽し

我が命 早旦夕に迫れども 悠揚迫らぬ人 神々し

命日は大方忘れて生きている  祥月命日これは忘れぬ

一ヵ所の領地を大切「一所懸命」「一生懸命」これが普通に

「運命」は日常使っていいけれど「宿命」などには驚かされて

命名  ○○」と名付けの札をもらいたる昔なつかし今は廃れし

「命中」も「的中」も嬉しほとんど的外れ命かすらがら

「○○命」と書くことなどはためらわるそんな時代は大昔かな

「命」あってのものの種  生きてください 冷汗かいても

 

童謡の中の「帰る」

通りゃんせ どうぞ通してと願っても 行きはよいよい 帰りは恐い

赤い靴 海を渡って行ったけど 異人さんの国から 帰って来ない

日が暮れる あの町この町日が暮れる 今来たこの道帰りゃんせ

カエルでなくても 帰れよカラス かわいい七つの子があるからね

春が来た 野にも山にも春が来た 春ははるばる帰って来るのだ

待ちぼうけ いついつまでも待ちぼうけ 帰らない過去待ちぼうけ

シャボン玉飛んだ わが子も飛んだ そのままもとへ 帰って来ない

今ここにあるのが全て その中に大人が過去に帰る童謡

子供には過去に帰るなどありませぬ ただ目の前の風景に浸る

過去回帰 童謡と言えど 大人たちの 幼時懐かしむ 古き哥なり

3月17日誕生日の花と花言葉歌句

3月17日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます。

                                     (拙句) 草木瓜の隠れ咲くゆえ一目ぼれ
       
【花】 クサボケ・シドミ(バラ科)  【花言葉】 一目ぼれ
  
【短歌】願わくば今日一日のゆとりあれ朝の陽うけてクサボケ咲けり 鳥海昭子

     ボケに似ていますが小さな木なので、名前に「草」がついた
     のかもしれません。せわしい毎日ですが、朝日を浴びた草木
     瓜を見ると、何か心にゆとりができたように感じました。
  
【季語】 草木瓜 しどみの花
          
【俳句】 草木瓜ひとひらとばす風の音     加藤 楸邨

     草木瓜の花山国の緋を極め       飯田 龍太 

      さるほどにしどみ咲く地のあをみけり  飯田 蛇笏

【三行詩】 ありがたくない名をいただいてるクサボケ

      草でもないのに草 ぼけてもないのにボケ

      草むらに隠れるように咲く姿には一目惚れ 

【万葉歌】我が背子を大和へ遣るとさ夜ふけて暁露に我が立ち濡れし 
                                                                            (巻2ー105)
【3月17日 誕生日の有名人】
     豊臣秀吉 (1537)  金森徳次郎(1886)     横光利一(1898)
     穂積 忠(1901)    三木武夫(1907)     船越英二(1927)
     山本陽子(1942)  松尾嘉代(1943)    渡辺 航(1967) 

       ~今日も一日佳き日でありますように~