〈命〉10首歌

命長ければ辱多し さはいえ人は 恥のかき捨て

潔く命投げ出す人にあれば 己が命鴻の羽毛より軽し

我が命 早旦夕に迫れども 悠揚迫らぬ人 神々し

命日は大方忘れて生きている  祥月命日これは忘れぬ

一ヵ所の領地を大切「一所懸命」「一生懸命」これが普通に

「運命」は日常使っていいけれど「宿命」などには驚かされて

命名  ○○」と名付けの札をもらいたる昔なつかし今は廃れし

「命中」も「的中」も嬉しほとんど的外れ命かすらがら

「○○命」と書くことなどはためらわるそんな時代は大昔かな

「命」あってのものの種  生きてください 冷汗かいても