2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧
なぜ君は生きて帰ったと聞きたけれ 戦後七十五年まだ生きていて
『芭蕉との対話』拙著にも「若葉して御目の雫ぬぐはばや」
香川県三豊市詫間町荘内半島
富士正晴著『日本の旅人・西行』淡交社令和元年刊 昭和48年の復刻版 「身を捨ててこそ」「つひに住むべき都かは」「死出の山を越えて」の三部からなる西行評伝である。四国への旅が図解もあり分かりやすかったので、拙著には参考になった。児島から讃岐に…
東茂美著『鯨と呼ばれた男菅原道真』2019年 海鳥社刊 全12章の道真論考であるが、第4章「讃岐守の時代」のみを摘読、その一部のみを紹介する。送別会の詩でも「何為恨」と恨みとしないと詠む。ただ、他人に左遷と言われるのが悔しい。父祖は学儒が本分であっ…
希望と矜持(誇り)をもって自らの使命を果たそう【校訓】
人生は「和して同ぜず」言いなりにならず自分を見失わないこと 「和介健」調和と自立大切に心身ともに健やかに生きむ 孤立ではなく「孤独」に親しんで己に忠実に生き抜く信念 深夜便聴き入る夜の充実よ五木寛之の深い省察 その過程起承転結とは言えど「転」…
小豆島連翹今年も咲いているが、コロナ禍で生育地寒霞渓には入山できない。
コロナ【禍を転じて福となす】 令和二年は観一創立120周年
戦後75年の夏とは、なんと恐ろしい歳月の経過でしょうか!
誰にもこんな日があったはず
浜防風 長瀾寄する燧灘
平成の芭蕉を騙り移り住む 雅舟
逸早く今年の牡丹咲き出でて狭庭に君臨するクイーンかな
風に楠落ち葉一斉に踊り舞う面白さ
人一人いない花稲雨模様 その上コロナ禍宣伝無用
辞世の句のつもりで作句せし芭蕉 亡父の遺言にそのこと触れて バショウ植えて芭蕉のごとくならむとし 父の遺訓を今も引き継ぐ 見下ろしてまた見上げてはバショウの葉いつも心の拠り所なり
決心と言うほどもなくずるずると閉じ籠りいるコロナ禍の日々
柿若葉越しの明月見賜ふや 雅舟
老将は語らず 消えてゆくのみ
柿若葉↑ 楠若葉↓ 甲乙付け難いほど、どちらもみずみずしくていいな~
花盗撮花泥棒と同罪か
令和2年観一は120周年を迎えた。卒業生は大平正芳総理をはじめ 42000名を超える。校庭には創立当初に植えた樟樹が68本亭々 と今なお大空に聳え、本校の象徴「校樹」となっている。数年前に新 校舎が逐次改築され、アーチ型の屋根の体育館が目立っ…
【密・ミツ・ひそか】密画、密会、密議、密儀、密教、密計、密航、密行、密告、密殺、密使、密事、密室、密宗、密集、密書、密生、密接、密栓、密訴、密送、密葬、密造、密談、密着、密勅、密通、密偵、密度、密売、密封、密閉、密約、密輸、密漁、密猟、 【…
触らねばよかりしものをつい手出しして傷つくは己が罪かも 野茨に棘あることを知らないで刺されることは己が罪なり