2022-05-04から1日間の記事一覧

澄む(10首歌)

中空に澄みきはまれる明月は果たせず過ぎし青春の魂 島の池底澄み透り木の葉浮き青春のまま時過ぎゆけり 澄み渡る月夜のしじまふと出でし瑠璃鳥があり君のみ姿 鶴の声澄めりといふもかすれたる憂え含んで密かなるかな 霜月の真澄の空に何想ふ眼差しなるか島…

さまざまのこと思ひ出す桜かな はせを

さまざまなこと思ひ出す桜かな 『笈日記』 この句は松尾芭蕉が奥の細道の旅に出る一年前、 故郷である伊賀の国へ帰省した際に詠まれた。故主君蝉吟の子探丸の花見の席に招かれて、この発句を作った。探丸は脇句「春の日はやくふでに暮行」を付けた。

田植え風景見えず

田植え時期身を粉にして皆苦労した昔のこと忘れるなゆめ 早苗とる手もとや昔しのぶ摺 『奥の細道』 元禄二年五月二日作。福島阿武隈平野の田で、ちょうど田植をしている早乙女たちの姿を見て芭蕉の詠んだ句。初案は「五月乙女にしかた望まんしのぶ摺」 苗代…

5月4日誕生日の花と花言葉歌句

5月4日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)みどりの日桜の返しハナミズキ 雅舟 【花】ハナミズキ(アメリカヤマボウシ科) 【花言葉】公平にする 【短歌】庭をおおう大木となりハナミズキ花のあかりを宵にひろげる 鳥海昭子 満…

5月4日誕生日の花と花言葉歌句

5月4日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)みどりの日桜の返しハナミズキ 雅舟 【花】ハナミズキ(アメリカヤマボウシ科) 【花言葉】公平にする 【短歌】庭をおおう大木となりハナミズキ花のあかりを宵にひろげる 鳥海昭子 満…