2023-09-06から1日間の記事一覧

小豆島方言「きょうとい」

小豆島で「きょうとい」「きょとい」と使う。「怖い」「恐ろしい」の意。 これは「気疎し(けうとし)」=気持ちが親しめない、疎外感、恐怖心に通じる。讃岐本土では使わない。京阪(上方)文化に近い小豆島方言に残っている古語の方言化と思われる。

「タイショウ」10 首歌

【対象】は目的目標Object向かっていくのに目当てなるもの 【対照】は照らし合わせるContrast相反するもの比較ができる 【対称】は左右釣り合うSymmetry点線面で重なる位置にある 【大賞】は最優秀のgrand prix―グランプリとて最高の賞 【隊商】は砂漠などを…

海辺の生死

死んだ魚、生きている船虫(古代から)

港、出船

いついかなる時も 船出するには 海の向こうに 夢を見る

「一夜庵」の風景描写(岡西維中)

天和二年(1682) 岡西維中(西山宗因の門人)著 八月六日讃州一夜庵にいたる。所の景色聞きしは物のかずならず。左の方にしほ山杳に高く右に有明の浜遠くさららかなり。白雲幽石を抱く庭際の有さま独木竹林にわたり小渓の風流〇滑にして雨にうるおひ松鳴て風を…

早苗塚序文  小西帯河著

【早苗塚序】 琴弾山の麓神恵院は風景に富て霞たつ高根の曙より梅がわきの梅に闇はあやなく桃の中より咲出す、初ざくらに花間笑語の聲たへず、十王堂の藤のゆふ暮おぼつかなく、斜日散後聖廟の雨夜には沓音のいはれも傳へ、御影の池には注連縄を曳き、五月雨…

俳諧二ッ笠 序

玉藻よる讃岐国観音寺は、延宝の頃、檀林の種こぼれて其の風徒少なからず、吉備の中山の徐風、元禄の頃其角の門に入りて嵐雪と俳諧黒白の論に和たる。細谷川に祖翁の墳を築きて素隠士の賛辞をかふふり、夫よりここにうつり、百花とあらため、一夜庵を再興し…

朝逢うにふさわしい花

ハグロトンボ

人里を離れし野道小川沿い オハグロとんぼ 久しぶりにあふ

9月6日誕生日の花と花言葉歌句

9月6日誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます (拙句) 妖艶と言ふには少しためらはる 雅舟 【花】ヨルガオ(ヒルガオ科) 【花言葉】妖艶 【短歌】 裏庭の小暗くなればヨルガオの怪しく白く人知れず咲く 浮世絵の女人の肌を思わせるようなヨル…