2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「日」の現代俳句 (10句)

掌に枯野の低き日を愛づる 山口誓子 夏の日は白光塵を降らしたまふ 〃 竹落葉してふるき日のかかりけり 永田耕衣 種子まけば 日は からからとまはるなり 富沢赤黄男 蝗飛び日は暈着たり石畳 水原秋櫻子 かぎりなく樹は倒るれど日はひとつ 渡辺白泉 日はひと…

高橋和巳の泳いだ溜池

高橋和巳が戦時中、大阪空襲で焼け出され、疎開して帰郷していた観音寺市大野原町五軒家、その近くの「今井田池」

10月27日誕生日の花と花言葉歌句

10月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 人麻呂の沙弥島に咲く嫁菜かな 雅舟 【花】 ヨメナ(キク科) 【花言葉】 隠れた美しさ【短歌】朝冷えは来ていたるなり初花のヨメナのひとつなつかしく咲く 鳥海昭子 その年初めて冷…

秋の名句(10句)

菊の香や奈良には古き仏たち 松尾芭蕉 しら露もこぼさぬ萩のうねり哉 松尾芭蕉 柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺 正岡子規 鶏頭の十四五本もありぬべし 正岡子規 コスモスを離れし蝶に谿深し 水原秋桜子 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 水原秋桜子 鰯雲人に告ぐべ…

背高泡立草

俳句にも短歌にも詠まれずに野に繁茂して近景をなす 地球上に平和の花粉巻き散らし紛争の無き世界疾く来よ

すきあらばすぐ逃げようとする自分

聞きかじり川柳に納得。

「~死~」10首歌

「餓死」者多き世界にありて殺し合う非道の戦争許してならず 「死刑」廃止世界の風潮とは言えど無辜の民殺し生きていいのか 「死守」したり唯一残りし本土あり幾百万の犠牲者の上 「死闘」とは弱肉強食の異名にてboxing決闘どれほどのもの 「決死」隊その大…

大谷池水門の鷺鴨同居

芭蕉にも来て欲しかった讃岐野

10月26日誕生日の花と花言葉歌句

10月26日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) かつての日燃えし情熱今一度 雅舟 【花】モヨウビユ【花言葉】燃え上がった情熱【短歌】燃えあがる炎のように色づきぬ秋のなかばをモヨウビユの葉 鳥海昭子 モヨウビユは秋の花壇を彩…

微妙な反意語(Antonym)

①同等と思われるもの 男性的⇔女性的 雄大な⇔優美な 堅(剛)い⇔柔らかい 高い⇔低い 寒⇔暖 天⇔地 東⇔西 南⇔北 春⇔秋 公⇔私 個人⇔団体 往⇔来 去⇔就 ※男尊女卑→※男女平等 ※外柔内剛 ※公私混同 ②差異・好悪の感じられるもの 凛々しい⇔貧相な 愛する⇔憎む 好き⇔嫌い…

本日の朝日と夕月

本日10月25日の朝日↑と夕月↓(後の名月・十三夜は明後日) 只今午後5時撮影 おぉ♪(ノ)’∀`(ヾ) マツヨイグサ 宵待草のやるせなさ

秋天下どの草花も聳え立つ

何鬼灯と知らねどホオズキに親しみあり 高速道路より高々と宵待草 秋空に映ゆる日本晴れかな

「無○○」川柳10句

無邪気なる 赤ちゃんに見蕩れ 鍋焦がす 無意識で つい手が出ただけで ござります 無報酬 承知でしたのに 不満顔 無軌道の 青春の日は 時効です 無理解の育ての親には 逆らえず 無鉄砲 向こう見ずなる お坊ちゃん 無関心 など三無主義 まだ居座って 無対策 綻…

溜池の朝鳥

讃岐野 土井の池に渡ってきたクロガモの群れ

放浪遍歴の旅人たち

「羇旅」の歌 遺せし万葉歌 名歌人 人麻呂 赤人 旅人 家持 「花の下にて春死なむ」全国各地に事実以上に伝説多き西行 「念仏」専修修行の只管永遠の祈る旅人一遍上人 「故郷はよるもさわるも茨の花」脱故郷の諧謔俳人一茶 「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」…

熊の【出・没】注意とは?

出没=現れたり隠れたりすること、また、ちょいちょい現れること(しばしば現れること) 〔没すれば→注意しなくていいのではないか?〕 『新明解国語辞典』によると⋯①〔幽霊・強盗・痴漢・獣など好ましくない存在が〕と時どき姿を現すこと。姿を見せたかと思う…

究 極 は 天 地 の 球 体 ま ん ま ろ く

命 と は ま ろ や か な 愛 の 結 晶

もっと他者への配慮を

うまく言いくるめられとどのつまりは売らんかな主義でありました 初めからこちらの魂胆見抜かれぬように世間話から入る 話し上手言いかけ上手でなければだめそのコツ覚えてうまく奏する 商売はさておき交際上手とはEgo出し過ぎれば万事窮する 損しても平気で…

「事」10例歌

事ある時には駆けつける殊更に事あれかしと思うにあらず 事が運ぶことになりたり事ここに至るとまでは予想だにせず 事志と違うことにもなりにけり事ともせず過ぎ事なきを得る 事程左様にこれまで述べて来たようにうまく運んで難なくEnd 事もあろうに彼に牛耳…

女へん

好 ⇔ 嫌

紅白の白粉花

今は秋、春の桜の返り咲き

故里の川辺散策する時にまさに桜が返り咲きなる 今は秋 十月末なのに 桜が咲いて 花見ができる 柞田川紀伊村辺

健忘症(10首歌)

健やかに忘れるという理想郷 誰にも忘れてならない境地 忘れるは神の恵みよ思い出の暗い影をも消し去ってくれる 誰にでも触れられたくない傷があり 時に言はれて嫌なことあり 良きことも忘れてくれていいのです悪しきことなど言ひ出さないで 宿題を忘れて叱…

名句「露」10句

芋の露連山影を正しうす 蛇笏 金剛の露ひとつぶや石の上 茅舎 露けしや月のうつれる草蒲団 素十 ショパン弾き終へたるままの露万朶 草田男 落ちかかる葉先の露の大きさよ 立子 この庭の露びつしりと髪みだれ 信子 露燦々胸に手組めり祈るごと 波郷 露の中万…

10月24日誕生日の花と花言葉歌句

四国文藝秘誌(保存版) 2014-10-24 10月24日誕生日の花と花言葉・歌句 #誕生日 10月24日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 全幅の信頼できぬ世秋薊 雅舟 【花】 カッコウアザミ 【花言葉】 信頼 【短歌】徒然なる日の陽だま…

コスモスや月は東に日は西に

色々コスモスに堪能

農村 自治会 コスモス畑を楽しむ傾向有り

「~面」10首歌

そと面とうち面違う人のこと 外面如菩薩 内面如夜叉 おもてうら表面と裏面に齟齬があり 背面秘かに秘めるものあり 真っ直ぐに一途に信じ付き合って 側面斜面 厳しきものあり 局面を無事舵とって切り抜けて 仮面と知りて 虚無感よぎる 文面に紙面は帳面だけの…

讃岐野の池に映る風景

人里を少し離れし溜池は讃岐野にあり高速路掠める