2023-10-27から1日間の記事一覧
『十三夜』は、樋口一葉の短編小説。1895年(明治28年)12月、『文芸倶楽部』閨秀小説号に発表された作品 。お関が想いを寄せていて、車夫になっていた録之助と遇って別れる末尾は次のように印象深い。⋯左様ならばと挨拶すれば録之助は紙づつみを頂いて、お辞…
日本の研究論文「沈下」する傾向問われる国会にても 「沈澱」して固まる成果期待薄い それ乗り越える熾烈さほしい 難破船「沈没」軍艦「撃沈」の海底にまだ引き揚げられず 「沈黙」は黄金なれど肝心の時には困るだんまり作戦 「沈丁花」「沈香」などの色香に…
遠雷やいと安らかにある病婦 正岡子規 雷や猫かへり来る草の宿 村上鬼城 神鳴に瀨戸の渦潮応へけり 野村喜舟 遠雷や睡ればいまだいとけなし 中村汀女 白日のいかづち近くなりにけり 川端茅舎 蓬生に土けぶり立つ夕立かな 芝不器男 夕立のしらしらはれて刃物…
河豚の目の ルビーの如き碧き眼に 睨まれたれば たじたじとなる
【地元中学生の総合学習の一環としての地元文化遺産の学習】 予定 12月1日 琴弾公園には、琴弾山に琴弾八幡宮があり、山麓に観音寺・神恵院がある。並びの山には興昌寺、その境内に一夜庵がある。 四国88ヵ所の内、68番神恵院・69番観音寺が境内を同じくして…
掌に枯野の低き日を愛づる 山口誓子 夏の日は白光塵を降らしたまふ 〃 竹落葉してふるき日のかかりけり 永田耕衣 種子まけば 日は からからとまはるなり 富沢赤黄男 蝗飛び日は暈着たり石畳 水原秋櫻子 かぎりなく樹は倒るれど日はひとつ 渡辺白泉 日はひと…
高橋和巳が戦時中、大阪空襲で焼け出され、疎開して帰郷していた観音寺市大野原町五軒家、その近くの「今井田池」
10月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 人麻呂の沙弥島に咲く嫁菜かな 雅舟 【花】 ヨメナ(キク科) 【花言葉】 隠れた美しさ【短歌】朝冷えは来ていたるなり初花のヨメナのひとつなつかしく咲く 鳥海昭子 その年初めて冷…